心不全は病名ではなく、「心臓の機能が低下し、全身に血液を送ることができなくなった状態」を指します。主に「狭心症」「心筋梗塞」「心筋症」「弁膜症」などが進行することが原因とされています。全身が血液不足になるため、さまざまな症状を起こします。
初期は、階段や坂道を上っているときに動機・息切れ・呼吸困難などが起き、進行すると歩くだけでもそれらの症状を覚えるようになります。さらに進めば、安静にしているのに息苦しくなったり、咳が出たり、足のむくみ(浮腫)が起きたりするようになります。
心臓のポンプ機能が低下し、血液量が減ることで、全身の筋力の低下や疲れやすさが引き起こされます。
末梢の血管に血液が届きにくくなり、手足の指先・頬・耳たぶなどの体温が下がります。それによって、チアノーゼ(青みを帯びる状態)が起こることもあります。
上記の症状に加えて、夜間頻尿・食欲不振・肝臓の腫れ・静脈の腫れなどの症状も起こります。
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