「検診で血圧が高いと言われた、すぐに薬を飲まないといけないのだろうか」 このような心配をお持ちの方いらっしゃいますか? 「塩分は控えているのに、血圧が下がらないのはなぜ?」「下の血圧が高いのは大丈夫?」 「家族が高血圧だけど自分はどうなるのか?」 「アルコール飲まないのに脂肪肝になるの?」「脂肪肝ってどうやって治療するの?」 など、高血圧、脂肪肝に対する不安や、疑問がある方もいらっしゃると思います。
当院では高血圧外来を行っております。 この外来では、患者様のお悩みに真摯にお答えし、一人一人にあった適切な医療を提供します。
まず、高血圧と言われてすぐに薬を飲む必要があるのか? というお話しですが、そもそもガイドラインでもいきなり薬を始めることは推奨されていません。 最初は食事を中心とした栄養指導、有酸素運動を中心とした運動療法を行い改善しない場合は、内服薬を検討すると書いてあります。 もちろん受診された時に、医師が危険だと判断して内服をまず開始することはあります。 ですが治療の基本は生活習慣の見直しが基本なんです。 また薬を初めても、しっかりと生活習慣を見直せば、内服は中止することができます。
高血圧外来ではどんな診察をするのか? まずはしっかりと問診させていただきます。 検診のデータをいただければ、より状況を詳しく判断できます。 また不必要な検査を減らすことにもなるので、データがある方は持参していただけるととても助かります。 必要に応じて、追加の検査を行います。検査は心電図、心臓超音波、脈波などです。 簡単に検査の必要性を説明します。 心電図・・・高血圧で心臓に負担がかかると影響が出ることがあります。 心臓超音波・・・心臓も高血圧で負担がかかると変化があります。また心臓の機能が低下すると、内服の選択にも影響がでます。 脈波・・・手と足の血圧を測ります。足の血管の動脈硬化をみたり、また血管の硬さを測定します。
上記の検査などを行い総合的に状況を判断し、お一人お一人に合った医療を提供します。 また栄養療法は、特に管理栄養士が相談にのり、個人にあった栄養指導を行います。 運動施設も併設しており、そちらで専門家による運動指導も受けることが可能です。 当院では「薬に頼らない医療」を心がけております。 検診で血圧を指摘された場合は一度ご相談ください。 ブログでは、高血圧や心臓の病気についてお話しています。もしお聞きになりたいことがあれば遠慮なく聞いてください。 youtubeチャンネルもありますのでそちらもご参考ください。
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