下肢(足から腰の部分)の血管に動脈硬化が起こり、その進行によってさまざまな症状が引き起こされる病気です。狭心症・心筋梗塞、脳梗塞・糖尿病などの動脈硬化による病気の合併症としても起こるケースがほとんどです。
少しの距離を歩くとふくらはぎ・太もも・お尻などに痛みが起きてきますが、足を止めて休むと治まって、再び歩けるようになるというものです。動脈硬化で筋肉への血流不足が起きてしまうことが原因で、進行すると安静時にも痛むようになります。足が紫色や黒くなり、壊死してしまうこともあります。
まず、基礎疾患と考えられる生活習慣病の治療を行います。主に血液をサラサラにする薬の内服を行ってもらいますが、薬物治療で症状が改善しない場合は、カテーテル治療やバイパス手術が必要になることもあります。そのような患者さんには、心臓外科をはじめ、皮膚科や形成外科などとの連携・紹介を行うこともあります。
■…9:00~14:00 ▲…14:00~17:00 ※平日受付 9:00-12:30 15:00-18:30